情報学部

Faculty of Informatics
情報社会のしくみを構築し、未来をつくる
※ 学部開設
計算機科学科
システム数理学科
先端情報領域プログラム

確率・統計

データが得られるプロセスを確率で表す方法を学ぶ統計学。確率は降水確率や宝くじの当選確率など、物事の起こりやすさを表す指標だ。確率に関する研究や、統計の手法からモデリングを行い、将来を予測した行動や意思決定を研究するシステム数理学科の学びもある。

AI・統計的学習

AI(人工知能)とは、人間と同様の知能を実現させようとする技術。ビッグデータを解析してAI に自ら学習能力を持たせる統計的機械学習や、機械学習をさらに発展させたディープラーニングを利用した研究が今後、さらに進むだろう。

自動運転

機械が自動走行する制御システムを備えた自動運転車。AIやアルゴリズムで学習を積み重ねることで事故や渋滞を減らす、安全・快適な交通手段となる。情報系分野のAIと電気系分野の通信・制御システムがコラボした技術の産物だ。

方程式

方程式とはまだわかっていない未知数を表す文字を含んだ等式。数学のすべての分野で使われ、水の流れなどの自然現象や宇宙の法則を紐解く物理学では、理論やモデルを微分方程式で表現する。数学は物理学における言語といえるのだ。

ヘルスケア・ウェルビーイング

ウェルビーイングとは一人一人の心身が満たされた状態にあること。個々の健康状態のデータを管理し、必要なサービスを提供する新たなヘルスケアサービスの設計が求められる中、経営工学科では、地域でのバリアフリーマップの提供や失語症を補うアプリの開発などを進めている。

メタバース

インターネット上に作られた3次元の仮想空間やサービス。イベントやオンラインゲーム、ビデオ会議、オンラインモール、仮想通貨を使った土地売買や資産運用など、メタバースの技術をビジネスに取り入れる動きが、世界中で活発化している。

SNS

InstagramやTwitter、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワーク)で発信された情報が爆発的に拡散され、流行が生み出される現代。情報が集まり、拡散していくメカニズムを分析し、ビッグデータを解析する研究が情報工学分野で行われている。

顔認証・人物認識

顔の情報から個人を識別する顔認証システム。AIを活用した画像認識技術によるスマートフォンの顔認証ロック解除機能はプライバシー保護に不可欠だ。一方でAIによる人物認識は、画像から不特定の人物情報を判断するのに使われる。

Pick Up 研究室

人間の目を超える画像情報や視覚情報処理の技術を開発

数多くの画像から迅速かつ正確に情報を見いだす技術を修得し、医療や防犯、自動運転などに役立ててみませんか。

計算機科学科 画像・視覚情報処理研究室
張 善俊 研究室

暗号・情報セキュリティ

インターネット技術の進歩で便利な世の中になった反面、安心して使用するための情報セキュリティ対策が必要だ。情報システムの安全性と信頼性を支えるために、鍵番号やデジタル署名など、より解読されにくい暗号システムの研究が重要性を増している。

Pick Up 研究室

安全で信頼性の高い暗号システムを理論と応用から推進

優れた暗号技術には、正しい管理・運用技術も必要。理論と応用の両面から取り組んでいます。

システム数理学科 暗号システム研究室
藤岡 淳 研究室

ビッグデータ

大量のデジタルデータが生み出されている現在、膨大に生成・蓄積されるさまざまな種類・形式のデータをビックデータという。時系列性・リアルタイム性のあるデータを生成・収集・蓄積・分析し、ビジネスや社会課題の解決に導くための活用が期待される。

IoT・6G

IoTとは身の回りのモノがインターネットに接続する技術。超高速で大容量通信の6Gにより、自動運転技術が進み、都市が持つ課題をIT技術で解決し、農作業が自動化されて生産効率が上がり、便利で安全・快適な暮らしが守られるだろう。