AI(人工知能)とは、人間と同様の知能を実現させようとする技術。ビッグデータを解析してAI に自ら学習能力を持たせる統計的機械学習や、機械学習をさらに発展させたディープラーニングを利用した研究が今後、さらに進むだろう。
機械が自動走行する制御システムを備えた自動運転車。AIやアルゴリズムで学習を積み重ねることで事故や渋滞を減らす、安全・快適な交通手段となる。情報系分野のAIと電気系分野の通信・制御システムがコラボした技術の産物だ。
ウェルビーイングとは一人一人の心身が満たされた状態にあること。個々の健康状態のデータを管理し、必要なサービスを提供する新たなヘルスケアサービスの設計が求められる中、経営工学科では、地域でのバリアフリーマップの提供や失語症を補うアプリの開発などを進めている。
インターネット上に作られた3次元の仮想空間やサービス。イベントやオンラインゲーム、ビデオ会議、オンラインモール、仮想通貨を使った土地売買や資産運用など、メタバースの技術をビジネスに取り入れる動きが、世界中で活発化している。
InstagramやTwitter、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワーク)で発信された情報が爆発的に拡散され、流行が生み出される現代。情報が集まり、拡散していくメカニズムを分析し、ビッグデータを解析する研究が情報工学分野で行われている。
顔の情報から個人を識別する顔認証システム。AIを活用した画像認識技術によるスマートフォンの顔認証ロック解除機能はプライバシー保護に不可欠だ。一方でAIによる人物認識は、画像から不特定の人物情報を判断するのに使われる。
数多くの画像から迅速かつ正確に情報を見いだす技術を修得し、医療や防犯、自動運転などに役立ててみませんか。
優れた暗号技術には、正しい管理・運用技術も必要。理論と応用の両面から取り組んでいます。
大量のデジタルデータが生み出されている現在、膨大に生成・蓄積されるさまざまな種類・形式のデータをビックデータという。時系列性・リアルタイム性のあるデータを生成・収集・蓄積・分析し、ビジネスや社会課題の解決に導くための活用が期待される。