鋼鉄の100倍の強度を持つカーボンナノチューブの発見により、実現の可能性が高まった宇宙エレベーター。安全で運搬効率もよく、環境への影響も少ない輸送機関だ。その実現をめざし、「宇宙エレベータープロジェクト」で学生たちが日々研究に励んでいる。
宇宙エレベータークライマーだけでなく、福祉・災害支援ロボットなどの開発も行っています。
宇宙空間を飛び交う「暗黒物質」を探すため、地球の上空で使う測定器の研究開発を行っています。
高速通信を実現するためのコア技術を研究。通信のおもしろさにワクワクしています。
スマートフォンの性能が向上し、映像や音声など、一度に通信される情報量が大きくなり、さらに高速で大容量、高精細な通信が求められる。情報通信工学は、新しい通信のあり方や快適な通信環境を整える技術の発展を導く学問分野だ。
高速通信を実現するためのコア技術を研究。通信のおもしろさにワクワクしています。
AI(人工知能)とは、人間と同様の知能を実現させようとする技術。ビッグデータを解析してAI に自ら学習能力を持たせる統計的機械学習や、機械学習をさらに発展させたディープラーニングを利用した研究が今後、さらに進むだろう。
機械が自動走行する制御システムを備えた自動運転車。AIやアルゴリズムで学習を積み重ねることで事故や渋滞を減らす、安全・快適な交通手段となる。情報系分野のAIと電気系分野の通信・制御システムがコラボした技術の産物だ。
ウェルビーイングとは一人一人の心身が満たされた状態にあること。個々の健康状態のデータを管理し、必要なサービスを提供する新たなヘルスケアサービスの設計が求められる中、経営工学科では、地域でのバリアフリーマップの提供や失語症を補うアプリの開発などを進めている。
インターネット上に作られた3次元の仮想空間やサービス。イベントやオンラインゲーム、ビデオ会議、オンラインモール、仮想通貨を使った土地売買や資産運用など、メタバースの技術をビジネスに取り入れる動きが、世界中で活発化している。
ユーザーが製品やサービスを通して得られる経験をUX(ユーザーエクスペリエンス)、製品やサービスとユーザーとの接点をUI(ユーザーインターフェイス)という。ユーザーに寄り添った人間中心のデザインの視点を持つことが重要視されている。
人々の多様性に配慮したモノづくりがしたい人、経営工学や人間工学を学んでみませんか。
大量のデジタルデータが生み出されている現在、膨大に生成・蓄積されるさまざまな種類・形式のデータをビックデータという。時系列性・リアルタイム性のあるデータを生成・収集・蓄積・分析し、ビジネスや社会課題の解決に導くための活用が期待される。