宇宙のことを考え出すと眠れない

宇宙エレベーター

鋼鉄の100倍の強度を持つカーボンナノチューブの発見により、実現の可能性が高まった宇宙エレベーター。安全で運搬効率もよく、環境への影響も少ない輸送機関だ。その実現をめざし、「宇宙エレベータープロジェクト」で学生たちが日々研究に励んでいる。

Pick Up 研究室

宇宙エレベータークライマー技術で世界最速を達成

宇宙エレベータークライマーだけでなく、福祉・災害支援ロボットなどの開発も行っています。

機械工学科 ロボット制御システム研究室
江上 正 研究室

電気自動車

二酸化炭素を排出せず、環境にやさしい電気自動車に注目が集まっている。機械工学や電気電子工学、情報工学、応用化学などの研究からモーター、コンバーター、バッテリーなどの新しい技術や素材が開発され、産業技術の発展が導かれる。

国際宇宙ステーション・素粒子

地球の上空約400kmに浮かぶ宇宙実験施設「国際宇宙ステーション(ISS)」。応用物理学科には、ISSに装置を搭載して宇宙を観測したり、未知の素粒子を探している研究室がある。理学科物理コースでは、未知の世界である宇宙や宇宙に存在する素粒子の謎を解き明かす研究室もある。

Pick Up 研究室

最先端の観測技術を開発し宇宙や素粒子の謎に迫る

宇宙空間を飛び交う「暗黒物質」を探すため、地球の上空で使う測定器の研究開発を行っています。

応用物理学科 宇宙環境計測研究室
清水 雄輝 研究室

宇宙ロケット

安全性が高くコストも抑えられ、プラスティック樹脂と液体酸化剤を組み合わせたハイブリッドロケットの開発が進んでいる。宇宙の特性に見合う機体をつくり、データログを解析する。工学部の英知を結集したプロジェクトだ。

知能ロボット

機械工学や電気電子工学、制御工学、情報工学などの技術を生かして、人間の脳に近い能力を持つ知能ロボットの開発が進んでいる。人間の感情を推測して、人間に寄り添い、行動するロボットと共存し、協調し合える社会の実現は間近だ。

ブラックホール・ビッグバン

重力が強力で、光さえ抜け出せないブラックホール。これまでに観測された最も遠いブラックホールは、現在の宇宙が生まれた138億年前のビッグバンから10億年程度で生まれた。まだ謎の多い宇宙。理学部物理コースで、自然科学に基づき、謎を探究する楽しみを味わおう。

Pick Up 研究室

宇宙膨張の謎を物理学と自然科学の理論から導き出す

宇宙が現在のような姿をしているのはなぜ? 理論に基づいて研究すると見えてきます。

理学科 物理コース
長澤 倫康 研究室

IoT・6G

IoTとは身の回りのモノがインターネットに接続する技術。超高速で大容量通信の6Gにより、自動運転技術が進み、都市が持つ課題をIT技術で解決し、農作業が自動化されて生産効率が上がり、便利で安全・快適な暮らしが守られるだろう。

Pick Up 研究室

高速な通信方式を確立してより快適な生活の実現を

高速通信を実現するためのコア技術を研究。通信のおもしろさにワクワクしています。

電気電子情報工学科 情報通信工学研究室
中村 聡 研究室

スマートフォン

スマートフォンの性能が向上し、映像や音声など、一度に通信される情報量が大きくなり、さらに高速で大容量、高精細な通信が求められる。情報通信工学は、新しい通信のあり方や快適な通信環境を整える技術の発展を導く学問分野だ。

Pick Up 研究室

高速な通信方式を確立してより快適な生活の実現を

高速通信を実現するためのコア技術を研究。通信のおもしろさにワクワクしています。

電気電子情報工学科 情報通信工学研究室
中村 聡 研究室

半導体・ナノサイエンス

情報の記憶や数値計算などの情報処理機能をもつ半導体。電化製品、交通や通信などに利用され、生活に欠かせない存在だ。半導体の新たな材料であるカーボンナノチューブのように、ナノサイズの材料を作製する技術が求められている。

カーボンニュートラル・太陽光発電

2050年までに温室効果ガスの排出をゼロに。気候変動問題の解決に向けて、今、世界が掲げている目標がカーボンニュートラルだ。また、脱炭素社会実現の有効な手段として、機械工学科では水中太陽光発電システムの実証実験を進めている。